※塗装ができない屋根材も存在しますので、屋根知識が豊富な専門家の判断が必要になります。
新築で建てられたメーカーから塗装のお見積もりは取られていたものの、屋根専門チームの調査の結果、塗装ができない(厳密には塗装をしても劣化は止められない)『グリシェイドNEO(商品名)』であることが判明いたしました。グリシェイドNEOの特徴は、ノンアスベストのスレート屋根材で2001年から販売されていた屋根材になり、現在では不具合が多いことから廃盤商品になっています。築年数10年~15年ほど経ってくるとひび割れ・欠けなどの不具合が目立ち始め、割れや欠けは塗装をしても止めることはできませんので、弊社では塗装仕様でご提案することはございません。修繕方法としては2パターンあり、1つは既存の屋根材を撤去し新しい屋根材で葺き替えをおこなう方法。もう1つは既存の屋根材の上から重ね葺き(カバー工法)する方法がございますが、今回も弊社がおすすめするカバー工法でご提案させていただきました。